大駱駝艦のワークショップに参加中
以前、艦員(団体メンバー)の田村一行さんの単発ワークショップで「身体を外側から造られているものと感じる」ことを体験していました。
そこで、身体を自分の意思で使おうとしない感覚を知ったのがとても新鮮で、今回は思い切って複数回コースのワークショップに参加しています。
※全部は通えないので、なんとか土曜のみ全部。
前情報は日程・時間・持ち物のみとはいえ、期待値が高い
一体何をやるのか、連続性や各回の内容は全くわからないものの。
行けばまた新しい身体感覚を掴めるだろう!という思いで飛び込んでいます。
大駱駝艦の本拠地(練習場&公演場所でもある)の壺中天へ行けるだけでも嬉しい。
身体性の中でも「自分を人格から切り離した物理存在として操る」ことに関心があり。
発端はファシリテーターとしての身体性
人前に立ち、様々な人の話を聞いたり、うながしたり、描いたりする仕事をしている中で。
場に神経を向ける。状況を俯瞰して捉え、起きている小さな機微から課題やコンセプトのコアなどを見出す。こういったことには「いつ何時でもニュートラルなところに立ち返れる」術を身につけるのは重要なことだと考えています。
さて、初回はどうだったか。
人格から切り離された「物理」の集団
身体の捉え方を集中していくと、個人というものが消える。職業や立場、名前すらも。
その全員で、同様に身体を動かしていると、ぎこちないながらもある種の一体感が産まれてくるんですね。
初日でそんな光景を垣間見れるとは。
筋肉量、身体の硬さなど、様々な差があるにも関わらず。自分の中身や、外側の影響だけで動かしていく。
やっているつもりでも、普段の姿勢のくせや、自然な重力に則った身体の動きなど。何度も細かくレクチャーしてくれました。
これからどんなことが見えてくるのか?
今回のワークショップは、10回以上に及んでいます。
基礎的なことから、何か舞踏めいたことにもチャレンジしていけるのか? これからもすごく楽しみです。
何にせよ、身体だけに集中していく3時間はほとんど思考にアタマを使うことが無く。ひたすらに身体のことだけ意識していたので、ある種すっごくリフレッシュしました。
身体の使い方を知る過程で、どんなことを感じていくのか。
また記して行こうと思います。
まずはまだまだ力を抜けきれない身体を、ゆるめて抜いていくところを復習しつつ。次回へ。