等身大に描かれる「Kazuya Mougi 21st Century Boys & Girls 展へ
魚拓ならぬ「人拓(ジンタク)」をして下さるアーティストさんの展示があると知り、最終日に駆け込んできました。
Kazuya Mougi 21st Century Boys & Girls
のんびり駒沢公園を歩いたので全然駆け込み感ないな。
初めて伺ったスノウショヴェリングさん。
なんともボヘミアンな空間。やわらかい明かり越しに舞木さんの絵が見えます。
スノウショヴェリングは誰でも受け入れてくれそうな、暖かで秘密めいた雰囲気にとろける心持ち。
そんなとろりとした空気の一角で、展示が行われていま……でか!!!
- 等身大フレディ・マーキュリー(エーオ!)
- 等身大ジョン&ヨーコ(love&peace)
- 等身大羽生結弦(多分4回転か何か跳んでる)
- 等身大カート・コバーン(Hello Hello How long) etc…
絵画や壁画で大きなものは見たこともあるのに、なんだろうこの肉薄する大きさ。興奮しますね!!
描く相手を鉛筆でなぞるトレースはあるものの、ぽってり濃い黒インクを使って筆で一発書き。
ああこの太さ、強さ、朗らかな線、最高。
せっかくなので、私も描いてもらいました。
日頃から大きな紙を使うので1枚のサイズではなんだか物足りず。ここぞとばかりに「2枚使い」をお願いして、全身の等身大で描いてもらいました。
自宅の壁が寂しかったので何か飾りたいなと思いつつ……。ジャクソン・ポロックか鴨居玲のポスターかリトグラフを探したのですが、思いの外小さかったり。何も飾れずにいたので、部屋に飾ろうと思います。
いや、まさかこんな等身大の自分を飾ることになるとは。ナルシストか。
まぁ我が城ですしね、それもええじゃないか。
見るたびにゴキゲンになれそうなポーズにしたくて、「サタデーナイトフィーバー」のジョン・トラボルタのアレにしました。
まーこれがキツイ!
腰のクキっとしたところがキツく見えますが、意外と両方の二の腕がキツいんですよ!
人拓を取ってもらうときには、紙の前に立ち、舞木さんが鉛筆を持って全身のアウトラインを描き取っていきます。舞木さんはナイスガイ。
「きゃっ恥ずかしい///」なんて照れるかと思いきや。どうしても手がプルプルして、ビタイチときめくどころではない現実。嗚呼。
さて、こんな塩梅で描いていただきました。
スノウショヴェリングの店主には「トラボル子」と異名をいただきました。ありがとうございます。どっかで名乗ろう。
大事に大事に持って帰り、貼ってみたらば天井高ギリギリでした!!危なかったー!
とりあえず貼り終えて大笑いしてます。
不惑の良き思い出になりました。
これからは、エブリデイ・フィーバー!!